父からお魚を授かりました
父から釣りたてのお魚をいただけるということで、早速 実家に取りに行った時のこと…。
はろ君はすでに一人で捌ける状態でしたが、一緒に教えてもらいに(ベテランの経験値を盗みに)行こう!
…っと急遽、父のお魚捌き教室が開催されたのです😊
今回捌いたのは私で、まだまだ未熟どころか初心者ですが、とても丁寧に教わったので自分の復習も兼ねて書いていきたいと思います。
今回いただいたのは「ヒラスズキ」と「タイ」!!
特に「ヒラスズキ」の方は、都会の方じゃないと滅多に釣れないお魚で、高級料亭とかで出てくるようなとんでもない夢のお魚なんだそうです😆
ここから魚を捌いていきます。
苦手な方はこちら(美味しい料理の画像だけでも見ていってください♪)
いざ!魚を捌く!
※苦手な方は閲覧注意です。
①うろこ剥ぎ
私は”うろこ剥ぎ”を使って剥いでいきました。
シンクの中で、頭を手元に持って尾びれを下に、うろこを逆立てるように剥ぐと飛散しにくいです。
※エラやヒレに指があたると切れたり、刺さったりするので注意⚠
(手袋してやると気休めにはなるかも…🤔)
※持つときに滑って持ちにくい場合は、親指と人差し指で魚の両目をつまむように持つと持ちやすいと教えてもらいました。
⇒ 最初は抵抗があって持てませんでしたが、2匹目のタイを捌くときは、
お魚ごめぇーん!!
とか言いながら軽く持ってみると、たしかに持ちやすかったです。
☟ちなみに、尾びれ上下のうろこを剥ぐのもお忘れなく!
②三枚おろし
ここからは写真を主体に説明していきます!
うろこを剥ぎ終わったら、一度流水で洗ってからまな板に置きます!
ここで、まな板・包丁・魚の水気をできるだけキッチンペーパー等でふき取っておきましょう。
(※理由としては、身が真水に触れると味が落ちてしまうためです!)
次はいよいよ、包丁を入れていきます!
おしりの方から頭に向かって切れ目を入れます。
刃が通りにくい場合は、包丁を斜め(刃先が頭の方、柄が尾の方)に入れると皮が切りやすいです!
魚の口下まで切り目を入れていきます。
(エラ下の辺りは固いので、ケガをしないように十分注意してください。)
その次は、頭を落としていきます。
エラよりちょっと後ろくらいから斜めに切れ目を入れ、反対側からも同じようにします。
このときエラに近すぎると固くて包丁が入らないので、エラのちょっと後ろ目の意識で行いましょう。
下のヒレより尾びれ側から斜めに包丁を入れます。
背骨が固くて切り落とせない場合は、切っ先を立てて、杭を打つように軽くとんとん たたくと、手で折れるようになります。
(※一回でやろうとすると危険なので、軽めの力で数回に分けて行ってください。)
刃先をスッと通して、膜を開いておきます。
開くとこんな感じ。
あとで、腹骨と一緒に切り取るのでこのまま次に行きます。
背びれの少し上側に沿って切れ目を入れ、中骨まで刃を通していきます。
あまり何度も包丁を入れなおすと、変に切れてしまうので、なるべく少ない回数で同じところに切れ目が入るように意識して切りましょう。
ちなみに、私は見事に失敗しました😂笑
☟こんな感じで、変なところに切れ目が入ってしまうのです。
③中骨・腹骨を取り除く
腹骨を触ってみて、切りながら腹骨をすくいつつ削ぐように落としましょう。
反対側も同じように行います。
☟父のお手本がこちら
中骨も同じように触ってみて、少し外側くらいのところを切ります。
まずガイドラインを入れて、その線からズレないように少しずつ切っていくと切りやすいです。
④皮を剥ぐ
最後に皮を剥ぎます。
尾の方に切れ目を入れて、まな板の端で行うと剥ぎやすいです。
失敗して皮が残っちゃいましたが、こんな感じです。
最初、包丁は少し浮かして固定しておきます(浮かせすぎないよう注意⚠)。
真ん中くらいを過ぎたら皮を引っ張りつつ、包丁を押し出すようにするとやりやすいです。
すべて皮を剥げば、あとは短冊からお好みのサイズ・切り方に切るだけ!
まだまだ未熟で、失敗ばかりでしたが練習あるのみ!ですね。
かなり夢中になって、ヒラスズキのあと続けてタイも一緒に捌きましたがやっぱり難しい…🤔
でもなんだか、楽しかったしもっと上手に捌けるようになりたいって思いました(°v°*)
【おまけ】タイの豆知識
捌き方は同じようにしたので、今回タイは割愛しますが面白い豆知識を聞いたので一緒にご紹介♪
【こんな風に鼻の穴が2つあるのは天然のタイの証拠なのです!】
養殖のタイは鼻の穴が1つなんだそうで…🤔
どうしてそうなのかはわかりませんが、見分け方を知っていれば、いつかどこかで役に立つかもしれませんね😉
ヒラスズキ・タイ実食!
今回のラインナップはこちら!
【ヒラスズキ・タイ】お刺身/炊き込みご飯/カルパッチョ/酢の物
【冷凍トロサーモン】お味噌汁
言わずもがな美味い。
最高の懐石料理を家で食べたみたいな贅沢をしました。
めでたしめでたし。