アナフィラキシー体験談①
はじめに
小学6年生の頃、卵の経口負荷試験を行っているときのお話です。
【ゆで卵の黄身】1/64から始めて、徐々に食べる量を増やしていく。
増やし方など、負荷試験の内容は下記参照です(°v°*)
まず、どうしてゆで卵なのか…
加熱調理をすることで、アレルゲンのタンパク質が変化し、生のままよりアレルギー反応が出にくくなるからです😊
当時、卵白の方は血液検査の数値的にも、まだ手が出せなかったので”ゆで卵の黄身”での負荷試験になりました。
ちなみに、10年くらい経った今でも卵白には手が出せておりません(°0°;)笑
◎当時の負荷試験の内容
- ゆで卵の黄身を用意する
- 一週間に一度、黄身(1/64)を食べる
- 同じ量を何度か試して大丈夫そうなら1/32に増やす
- 段階的に量を増やしていき、(2),(3)を繰り返す
増やし方(1/64 → 1/32 → 1/16 → 1/8…)
1/8の黄身を食べた4回目くらいのとき、ついにそのときが…🥺
前も食べたし大丈夫やろ~なんて油断をしていました。
食べた後、なんとなく倦怠感があって、
なんかしんどい気がするけど、疲れたんかなー
と、自分の部屋で横になっていました。
そう、これが後々にまでトラウマを残すアナフィラキシーショックの前兆だったのです…。
以上があらすじでした!
ここから「後編:症状と対処について」書いていきたいと思います。
症状と対処
【※画像とかではありませんが、文章などでも苦手な方は閲覧注意です】
◎アナフィラキシーショック
なんとなくの倦怠感を感じ、自室で横になっていた まる。
するとなんだか段々、気持ち悪くなってきて…。
とはいえ、まだ「吐きそう」とかの症状まではありませんでした。
何か飲もうとして、ゆっくり階段を下りていたそのとき突然っ!!
うっ……(嘔吐)。
トイレに駆け込む時間もなく、階段で嘔吐してしまいました。
最初に感じてた気持ち悪さも吐き気の感じではなかっただけに、あまりに突然すぎて対処できなかったのです。
そのあとすぐにこれはやばい…と思ってトイレに入るも、間に合わず便器の上で再び嘔吐。
お母さん、いっぱい汚してごめん…。
とか言いながら、ずっと嘔吐し続けていました(手には袋をかけたボウルを準備)。
治まる様子もなく、すぐさまお母さんと病院へ……
と言いたいところですが、なんとその日はいつも診てくれているお医者さんの休診日。
焦りに焦って、けどどうにもできなくて、ダメ元で状況を伝えると、
病院開けるから、すぐに連れておいで!
と、本当にありがたいお言葉をいただいたのです😢
申し訳なさはあるものの、お言葉に甘えるしかなく、改めてすぐさま病院に向かいました。
病院に向かう間(車で30分程度の距離)もずっと嘔吐を続けており、袋をかけたボウルも溢れそうになったところで、病院に到着しました。
先生に注射を打ってもらったことで、症状は落ち着いていきました。
しばらくの間、様子見…。
もう大丈夫だろうというところで、先生に心の底から感謝をお伝えして帰宅しました。
◎病院から帰宅後
症状は落ち着いたものの、アナフィラキシーショックの名残でまだ吐きそうなのが残ってて…。
帰宅後も「うっ……」ってまた袋に戻しちゃった…。
と思いきや、袋には血の塊が!Σ😲
理由としては、嘔吐した回数があまりにも多すぎて、のどを傷つけてしまったからということでした。
しかも、打ってもらった注射が筋肉注射だったのであとから痛くなるという追い打ち。
その日はもう、母も私もぐったり。
それ以降は、特に症状は出ず、筋肉注射の痛みも一日寝たらなくなりました。
母にも、先生にも本当にお世話になりました(*- -)(*_ _)ペコリ
二人は間違いなく、私の命の恩人です。
まとめ
・原因:経口負荷試験で食べたゆで卵の黄身(1/8)。
※食べた量は同じでも、そのときの体調などによって症状が出ることがあるので注意⚠
・症状:絶え間ない嘔吐、倦怠感、呼吸困難
・対処:症状が出たらすぐに病院へ(注射を打ってもらいました)。
※薬疹(薬でのアレルギー)がある方は特に注意が必要かと思います。
※今は病院でエピペンを処方してもらえると思うので、必要そうでしたらお医者様への相談も検討してみるといいかもしれません。
体験談①としてはこんな感じになります。
なるべく詳細を書くようにしたつもりですが、
もし、もっとここ詳しく!とか、こういうことはなかったのか?などのご質問がありましたら、コメント欄やTwitterからメッセージをいただければと思います。